フィンランドGTP参加者体験談 玉川大学2年 丸山虹樹 ~小1から高3まで勉強から逃げてきた僕がフィンランドの教育に触れてみた~ vol.2

こんにちは。GTPブログ担当の工藤(通称:たけ)です?

今回はフィンランドGTP参加者体験談の第2弾です。

フィンランドGTPって何?という方はこちらから

いきなりですが、

あなたは勉強が好きですか?得意ですか?

この問いに対してどれだけの人が

「はい。好きです!はい。得意です!」

ということができるのでしょうか?

少なくとも私は高校生の時、

「はい。好きです!得意です!」

と言い放つことはできませんでした。

勉強すれどもすれども成績は上がらず、高校3年生の大学受験の真っ最中に、プチ不登校を引き起こし、

勉強なんて意味ねえ!

高校行ったって、やりたいことの1つも出てきやしないじゃないか!

とグレていたのを思い出します。

さて、、、

そんな「勉強ができない」という思いは、もしかしたらチャンスなのかもしれません。

「なんで勉強するのだろう?なんで学校はあるのだろう?何かがおかしいのではないか。。」

勉強への違和感、学校への違和感、そして、学びへの違和感。

この劣等感から生じる違和感は、本質を探るきっかけとなるかもしれません。

今回、参加者体験談を書いてもらった丸山虹樹(まるやま こうき)さんも、違和感を感じていた1人です。

本人曰く、

小1から高3まで勉強から逃げていた。

そうです(笑)。

しかし、ただただ逃げていたわけではありません。

勉強からは逃げていたけれど、「何かがおかしい」の違和感を大切に、中学3年時にはカンボジアへ渡航。高校3年時にはこのフィンランドGTPに参加することになります。

勉強から逃げることで、何を考え、どんな行動してきたのでしょうか?

勉強が嫌いな人、勉強が得意ではない人、勉強なんて糞食らえだと思っている人?

必見です!!!

1、なぜフィンランドGTPへの参加を決めたのですか?

皆さんこんにちは。玉川大学農学部2年の丸山虹樹です。

高校3年生の2月にフィンランドGTP に参加しました。

高校生での参加は珍しいようですが、私は意識高い系の高校生であったため、社会問題に対する関心が強く、「行動を起こしたい」という思いがあり、

高校卒業間際の時間

を使い参加しました。

なぜその中でも「教育」に関するフィンランドGTPに参加した理由は、

数ある社会問題の中で、教育に最も関心があったから

です。

きっかけは小学生の頃から勉強が嫌いだったこともあり、「日本の教育」に違和感を感じていました。

学校の勉強が何に役立つかわからなかったですし、

「気をつけ」や「前ならえ」などの儀式も嫌いでしたし、

何か抑え込まれている感覚があり、

子供ながら

確実に何かおかしい

と思っていました。

それにより、小1から高3までの12年間は勉強から逃げていました。

そんな自分を肯定するために、「意識高い系」になりました。

? 日本史で年号を覚えるより、アフリカの貧困問題を勉強した方が良い!

? 受験勉強より、お金の教育の方が大事だ!

?‍♂️ 暗記よりフィールドワークの方が大事だ!

などの考えもち、日本史の年号を覚えてない自分を肯定するために、学校の勉強より社会問題の方が大事という考えのもと、中学2年生ごろから、意識高い系の生徒になりました。

そこから、様々な社会問題の著書を読み、現地に足を運ぶことをして、自分を肯定するために行動を起こしていました。

中学3年生ときにカンボジアでのスタディツアーに参加した

のも、行動の1つです。

現地の学校に訪問したり、ホームステイをしたり、孤児院を訪れたりと経験を積みました。

当時中学3年生ながら衝撃が大きかったです。

まず、定番ですが日本という国の圧倒的便利さを感じました。

それと同時に途上国も思っていたよりは貧しくなく、当時から「東南アジアが今後のびる」という話は聞いていましたが、この目で伸びそうな雰囲気を感じました。

具体的には普通にイオンモールみたいな大型商業施設があり、「カンボジアでも暮らせるな」と新しい可能性を見つけました。

最近読んだ「FACT FULNESS」という本で

世界の貧困は先進国の人が思っているより、どんどん良くなっている

と書いてありました。

私は中学3年生で気づいたので、かなり良いアドバンテージだと思いました。

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中学3年生で、途上国をみた経験は今後の人生に良い影響をあたえると自負しています。

高校に入ってからは教育への関心が少しずつ強くなっていました。

高校時、キーパーが丸山さんです。YouTube 「丸山虹樹 プレー集」はこちらから!

理由は、

「教育は国の土台だ!」

「日本の教育は画一的だ!」

「IT教育が遅れている!」

「主権者教育ができてない」

などなどの私が感じていた違和感に対して都合の良い情報が多く、「日本の教育はおかしい」という理論が正当化できそうだったからです。

そこから、インターネットや著書で教育に関して自分で調べる中で、フィンランドをはじめとした欧米諸国の教育についての優良事例の情報が非常に多かったです。

「海外ではディスカッションの場が多く一人一人意見を持っている」など、日本には足りてない部分が目についた高校時代でしたので余計海外と比較してました。

その中で

フィンランド教育は諸外国の中で特に次元が違う情報

が多く見受けられました。

「フィンランドでは宿題がない」「いじめがない」「1人一台にPCが配られている」など

「ちょっと盛っているやろ」という情報が多かったこともあり、フィンランド教育について強い関心を持つようになりました。

そして高3の終わり頃にスタディツアーを探していたところ、運よく「フィンランドGTP」を見つけ、参加にこぎつけました。

2、フィンランドGTPに実際に参加してみてどうでしたか? 

①フィンランドGTP参加前

2月の中旬にプログラム開始でしたが、GTPでは12月ぐらいから「Zoom」で参加者の皆さんと、勉強会やディスカッションを定期的に行っていました。

今や「zoom」は皆が知るツールでしたが、当時はzoomが普及してない時代にオンラインで事前学習を行っていたので、かなり先進的な方法を採用していたなと思います。

印象的だったことは、参加者のみんなが

教育への向き合い方が想像より何倍も真剣だった

ことです。

全員が教員を目指しているわけではありませんが、教員を目指している人の目指している理由が「なんとなく」や「安定してそう」や「子供が好き」などの理由ではなく、みんな様々なバックグラウンドを持ち、感じている違和感も違い、目指したい教育の姿も違う中で、「教育をどうしたいか?」という問いに対しての熱量の高さが、非常に高かったです。

また障害者教育や不登校などの問題は、プログラム参加前は全く無関心でしたが、この事前勉強会で知れて、自分の中で新しい発見ができたので、成長をかなりできました。

このようにプログラム前に参加者の皆さんと会話をし、議論を深めることで、プログラム初日には自己開示が終わっている状態なのでスムーズでした。これはGTPならではの文化であり、かなり良い取り組みだったと思います。

②フィンランドGTP参加中

まず、プログラム構成が本当に最高でした。

引率をしてくれた「地下ちゃん」が当時勤めていたフィンランドの高校を中心に

「幼稚園」「小学校」「中学校」「高校」「専門学校」の全てのカテゴリーの教育をみることができる構成

でした。

またどの学校も「ビジネスで日本人を受け入れている」という要素が一切なく、

化粧してないフィンランド教育のリアル

をみることができました。

これは「地下ちゃん」が頑張ってアポ取りしてくれたのだと思います。

本当に(毎日のプログラムの)質が高く最高でした。

そんなプログラム中に、フィンランド教育と日本教育の圧倒的な差であり、教育の本質を見抜きました!(自称)

それは

少人数

です。

フィンランド教育の特徴としてあげられるものが

・「勉強が苦手な子」や「障害がある子」などのマイノリティのサポートが厚い。

・自由度が高い。「イスではなくバランスボールに乗って授業を受けられるなど」

・いじめが少ない。「多様性の授業がある」

があります。

(フィンランドの学校の廊下に設置してある小部屋)

フィンランドでは20人クラスに先生やTAの大人が2人います。

つまり、先生1人あたりの子供の数が10人程度ということです。

日本だと40人クラスに先生が1人という現状です。

やはり、1人で大人数を抱えるということはクラス運営が難しいと思います。

それにより、「ルールで縛る」や「全員に画一的に接する」や「マイノリティに目を向ける暇がない」などの教育が日本で行われることになります。

ここからが面白い部分で、

フィンランドの真似をしても仕方がない

のです。

人口も国民性も歴史も違うのでフィンランドのように少人数制を取り入れようとしても、これ以上先生を増やすとコストも教員の質の担保ができないなど、人口的に厳しいものがあります。

この気づきはおそらく、フィンランドでしかできないものだと思います。

教育以外の「人口論」や

「国土」「気候」「国民性」などあらゆる情報を現地で感じながら生活した

ので、理論的な気づきではなく、感覚的な気づきができました。

また今までマイナス面ばかり注目していたが、

日本の教育も悪くはない

というポジティブな発見ができたのことも、考えが改まった良い機会でした。

3、フィンランドGTPを終えて、これからどうしていきたいですか?

私はビジネス書や自己啓発本をよく読むのですが、

だいたい内容を要約すると

行動しろ

常識に囚われるな

の2つだと思います。

まさにフィンランドGTPを終えて、これからの時代この2つが勝算なのかと思います。

① 行動しろ

まず「行動」という部分ではいうまでもないと思います。

金持ちになりたい!

有名になりたい!

彼女を作りたい!

誰かの役に立ちたい!

などなど様々な目標に対して、自分で行動を起こすしかない道はないです。

幸いにも、現代では世界中どこにでも行けますし、ネットでなんでも知識や情報を入手できます。

時給1000円の我が国では牛丼350円で腹を満たせるので金銭的にも恵まれている時代です。

私は運もよく、ある程度の収入のある家庭に生まれ、親も理解があり、お金を出してくれたので「中3でのカンボジア」や「高3フィンランド」での行動を起こしやすい環境にありました。

まだまだ金銭的に行動を起こすことが厳しい方もいるかもしれませんが、人類史上一番行動が起こしやすい時代に、昼まで寝ている場合ではありませんし、YouTubeをみて時間を浪費している場合ではないと日々考えるようになりました。

今回フィンランドに行き、多くの異文化を感じ、素晴らしい出会いがあり、良い経験になりました。

行動を起こすことによる化学反応

をこれからも起こしたいと思います。

② 常識に囚われるな

そして「常識に囚われない」ということに関しては

フィンランドで強く感じところである、「時代の変化」や「自分にない価値観」などを受け入れることが大切です。

行動を起こしても間違った行動を起こしても仕方ありません。

そこで

「自分の常識」「世間の常識」に囚われず、「最適解」や「納得解」を見つけることが大事

だと思いました。

「行動しろ」「常識に囚われるな」

この2点を軸に大学生活、また社会人とキャリアを進めていきたいと思います。

③ これから

最後に私の現在と将来について書きます。

まず、昨年大学1年生の頃は、コロナの流行により、なかなか行動が制限される中、

政治を学ぶため、議員事務所にインターンシップを行いました。

某文科大臣の事務所に受け入れていただき、事務所で事務作業を行う中で、文科省の勉強会や委員会に参加させていただき、文科省の教育の取り組みを間近で見ました。

大学2年の今年は、某大手転職サイトの営業のインターンを3ヶ月ぐらい行い、ある程度経験が積めたので、新しい企業でのインターンを探し、

つい先日、株式会社学研ホールディングスでICT教育の推進を行いインターンでの採用が決まり、さらに質の高い経験を積めるように努めていきます。

将来やりたいことが多すぎて決められないので明確な目標はありませんが、

抽象的な目標として、

日本有名人ランキング16位を目指しています(笑)

理由は単純で私の承認欲求です。

具体的な職業は「経営者」と「政治家」を考えています。

業界は「教育」か「農業」か「スポーツ」に関心があります。

こんな意識高い系の丸山虹樹を今後とも楽しみにしていただけたら幸いです。

編集後記

いかがだったでしょうか?

丸山さんはビジネス書や自己啓発本をよく読むということだったので、「何か印象に残っているオススメの本ありますか?」と尋ねたところ面白い本を2冊紹介してくれました。

1冊目はこちら、

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すべての教育は洗脳。。実にホリエモンらしいタイトルの本です。

丸山さんのフィンランドGTPの体験談と合わせると、

1)小学〜高校時代、勉強から逃げてきた丸山さんにとって、

2)日本の教育はおかしいのではないか(洗脳されているのではないか)と感じ、

3)カンボジアやフィンランドに中学・高校生の時に行ってみて考えた。

となるでしょうか。

ぜひ、こちらの本を読んで、「日本の教育はおかしいのではないか?(洗脳されているのではないか?)」を丸山さんのように考えていただければと思います。

丸山さんの面白いのはここからで、

従来の教育を批判するホリエモン。

そして、大学入試改革が叫ばれている昨今とは対照的に、

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こちらの本を読まれていたりもします。

丸山さんのフィンランドGTPの体験談をさらに進めると、

4)フィンランドの教育を見抜き(自称)、日本の教育も悪くないのだと感じる。

5)行動し、常識に囚われずに最適解、納得解を見つけることが大切だ。

となるでしょうか。

確かに、ホリエモンの本のアマゾンカスタマーレビュー⭐️1つの方の文章を読んでいると、「そもそも、ホリエモンに洗脳されているのではないか?(本人がすべての教育は洗脳だと言っているのだから)」という感想もいくつかありましたので、

それにも囚われず、「最適解、納得解」をフィンランドGTPに帰国後も考えていた丸山さんはさすがです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

ぜひ、「日本の教育にギモンを持っている。日本の教育を見つめ直したい。フィンランドの教育に興味を持った。」という方はフィンランドGTPに参加されることをオススメします!ご連絡下さい。