教育系大学1年生の歩き方~長期インターンすればいいってわけじゃないよ!~vol.7
こんにちは。GTPブログ担当工藤(通称:たけ)です?
今回は「教育系大学1年生の歩き方」第6弾です。
「GTPって何?」初めてGTPのHPを訪れて下さった方はこちらから
「教育系大学1年生の歩き方」をvol.1から読まれる方はこちらから
この特集は教育系大学1年生を対象に、「こんなことやったら大学生活充実するんじゃない?」ということをGTPを経験した先輩方が書いて下さった投稿です。
今回は「長期インターン」をメインに、第5回セブGTP参加者の石井勝猛(いしい かつたけ)さんに書いていただきました。
石井さんは長期インターンにトータルで2年も関わってきたにも関わらず、
長期インターンすればいいってもんじゃない。
とおっしゃっています。
一体どういうことなのでしょうか?
?♂️ 長期インターンをこれから考えている方
?♀️ 大学生活を充実させたいなと考えている方
ぜひお読みください。
自己紹介
こんにちは!株式会社はぐくむの石井勝猛と申します。みんなから「ジミー」って呼ばれてます!現在、明治大学6年生です。いやー、いろいろありまして。。
GTPとの関わりは2018年に遡ります。
当時、僕はオーストラリアの大学に留学していて、そこでひらしんさんを紹介をしてもらい、2019年2月に行われたセブ5th batchに参加しました。
日本に帰国後は、株式会社TABIPPOという企業にインターンとして加入します。そこでも、ひらしんさん(GTP代表の平岡)と1年で3回イベントしたりと公私ともにGTPとは繋がり続けていますね。
(2019年6月のイベント。実はここにサポートメンバーのおとちゃんも!)
2020年9月に1年半勤めたTABIPPOを退社し、現在は社員4人のベンチャー企業である株式会社はぐくむと、株式会社&Natureという2つの会社で働いています。また、個人としてもプロコーチ(カウンセラーみたいな感じ)として数名のお客さんに継続的にコーチングをさせてもらっています。
▼ 僕の詳しい経歴はぜひこちらを▼
https://tabippo.net/traveler/jimmy/
と、まあ宣伝はこれくらいにして...笑
そろそろ始めましょう!
今回の記事の結論
まずはじめに、今回の記事の結論を先に出していこうと思います!
✅ 大学入学までの過去は一旦忘れよう
✅ 何でもいいから好きなことをやってみよう
✅ 長期インターンすればいいってわけじゃないよ!
はじめに
ところで皆さん
なぜ大学に入ったんですか?
この質問に答えられる人はそう多くないと思います。
ちなみに、僕は今でも答えられないです。「ま、大学受験で受かったからかな...」といった程度です。
高校生までは、
? クラスの人気者
? 部活のスタメン
? 学校の成績が良い
こういった人が評価されていたと思います。
けれど、
大学は全く別世界
です。
残酷ですが、周りの人々、そして世の中から求められるものが全く異なります。
ここが大学1年生の皆さんの違和感になっていることはすごくわかりますが、これが現実であるということをまずは知って欲しい。
例えば、
ルックスがいい
先輩との付き合いがいい
大学をサボってインターンで活躍している
こういった全く別の評価軸が存在します。
(2年次に行ったヒッチハイク。まさに大学生って感じですね)
この急激な変化には僕も戸惑いました。
センター試験の成績や、高校の部活での活躍はほとんど見向きもされません。
僕が1年の時のクラスメイトにも、高校の部活での武勇伝を永遠に語っている人がいました。そういって、イケていない自分自身を自己肯定している様子がみていて苦しかったです。
しかし、これは同時にチャンスでもあります。
高校までの自分は一旦リセット。大学からは新しい旅が始まります。
高校ではイケてなかった
部活ではベンチだった
成績が悪かった
上記のいずれも一切関係ありません。
ここから、いくらでも、どうにでも進化することが出来ます。だからこそ、高校生まで上手くいかないことがあった人もここから巻き返していきましょう。過去をすっかり忘れるおとぼけな気分と、自分の未来を期待するポジティブさが大切です。ここから一緒にロケットスタートしていきましょう!
?ポイント
大学入学までの過去は忘れて、新しいことにチャレンジしよう!
大学1年で大切なこと① 〜何でもいいから興味あることをしてみる〜
では、ここからは僕が考える大学1年で大切にすべきことを2つ紹介していこうと思います。
ズバリ、まず1つ目は、
何でもいいから好きなことをしてみる
です!
前段で、「大学は過去を忘れ再スタートを切る場所だよ」というのはお伝えしました。しかし、では実際に何を始めようかと考えた時に、なかなか始めたいことなんて浮かんでいきませんよね。
そう!だからこそ、何でも始めてみるのです!笑
非常にシンプルかつ、原始的。
高校生の時に定期試験前にやっていた勉強と同じです。
「とりあえず、全部やる!」
これほど、シンプルなことはありません。
実際に僕は、大学2年次に当時の僕が興味あったことを全てしてみました。
例えば、東南アジア横断。キッカケは、僕の大学生活の全てだった東進ハイスクールでのアルバイトを半ば辞めさせられたこと。これがもう、悔しくて悔しくて。だから、東進ハイスクールの元仲間を見返すために、とりあえず東南アジアに行きました。
(ただ、見返したい。それだけのために旅しました。)
他にも、富士山登頂、ヒッチハイク、車でアメリカを縦断、女の子とサシ飲み。ありとあらゆるオモシロそうなことを全てしてみました。
ところが、全てやってみた先に待っていたのは、埋まらない心の溝だけでした。
結局、承認欲求の先には何もない。
東南アジア横断が終わり、家のリビングでお母さんと話している時に、残りの大学生活への恐怖に襲われました。サークルもゼミもないし、バイト先にも居場所がない。これが本当に怖かった。これだけ行動したのに、まだ何も見えてこない。すごく精神的に追い込まれた。
その時、最後に自分の中に残されていたのが海外大学留学でした。「海外の大学に留学すれば、みんなを見返せるかもしれない。」藁にもすがる思いで留学エージェントを12社周り、IBP留学というものに出会ってから僕の人生が一気に動き出します。
(留学のことは、とてつもなく長くなるのでこちらを読んでみてください。)
今回の記事を書くにあたり改めて振り返って感じるのは、僕が周りの人間より能力的に特段秀でていたわけではないということです。
ただ、苦しくても行動することをやめなかった。結局、これしかないんですよね。ごちゃごちゃ言ってないでまずやってみる。これだけで多くの物事が解決します。
なので、自分が少しでも興味関心を持ったことに迷わず飛び込んでみてください。挑戦する前の不安な気持ち、失敗したらどうしようといった気持ち。すべて共感できます。誰もが感じてることだと思います。
考えちゃダメです。ノールックでいきましょう。
?ポイント
ごちゃごちゃ言わず、少しでも興味あるものをやってみる
大学1年で大切なこと② 〜長期インターンをしない〜
と、言いましたがもちろんやってもいいと思います!笑
というのも、最近、大学生の間で長期インターンって流行ってますよね。たしかに、長期インターンをしてる大学生って意識が高いように見えるし、事実として自己成長できたり、就活に有利になる部分もあると思います。
けど、皆さん覚えていていますよね?
大切なことは、
自分が少しでも興味関心があることをやってみること
です。
それがもし長期インターンならばやってみても良いと思いますが、決して無理にやる必要はありません。周りがやってるから長期インターンを始める必要もありません。一番大切なのは、自分がどうしたいかです。
クラスメートの顔色をうかがってた高校時代
から卒業しましょう。
さて、ここまで言っておいて、僕は長期インターンをやっていました笑。1.5年半も。
さらに、ベトナムでの長期インターン経験を踏まえると約2年分長期インターンを行いました。
(ベトナムでの通勤中の1枚。シンプルに危ない笑。)
なので、長期インターンの良さについても語ってみようと思います。
長期インターンの良さは、なんと言っても「会社で働くということが学べる」につきますね。
インターンとは、職業体験のこと。つまり、お金を稼ぐためのバイトとは明確に異なります。
「え、同じじゃん?」
と思った方もいると思います。
ですが、バイトは、予め仕事の内容が大まかに決められていることが多い。例えば、キッチンか、ホールか、といった感じです。それに対して、インターンで行う業務は非常に幅広いのが特徴。もちろん、インターンにも大まかな役割がありますが、その役割を超えた仕事が依頼されたり、全くちがう業種の仕事が依頼されることもあります。
つまり、バイトは人材不足を補う労働力といったイメージで、
インターンは会社が成長するための戦力
といった感じですね。
(TABIPPOでのインターンでは、野外フェスの運営をすることも!)
このように、バイトとインターンでは求められる業務内容が大きく異なります。
なので、もし「就活を前に会社で働いた経験が積みたい!」や、「学生時代からゴリゴリ仕事をしたい!」といった人には、長期インターンが圧倒的にオススメです。
と、ここまで長期インターンの良さについて書きましたが、バイトにコミットすることでも同じ学びは得られると思います。(僕が大学1年次に働いていた東進ハイスクールは、まさにそういった環境でした。)
どんな企業であれ、大切なのは自分がイキイキと楽しく働いた上で、結果もキチンと出せるか。
なので、やっぱり長期インターンをただやればいい!というわけではないです。みんながやってるからやらないと、と焦る必要も全くありません。
周りの目なんて一切気にせず、自分がやってみたいことに挑戦しましょう!
?ポイント
周りの目を気にせず、自分がやりたいことをやろう!
おわりに
いかがでしたでしょうか?
少々メッセージが強すぎたでしょうか?笑
けど、これが自分の伝えたいメッセージの全てです。
実は今回のこの記事、5年前の自分に向けて書いてみました。
当時の僕は東進ハイスクール横浜校で働いていて、それこそ長期インターン並みにコミットしていました。今考えるとすごく貴重な時間でしたが、一方で視野がすごく狭くなっていたとも感じています。その後、大学2年になるタイミングで東進ハイスクールを辞めさせられた僕は目の前が真っ暗になったのを今でも覚えています。
(日本から逃げるように海外短期留学した19歳の自分へ)
僕がこの文章に込めた想いは、
周りを気にするな
ということです。自分の好きなことに挑戦することも、長期インターンをしないことも、全て「周りを気にしないでほしい」というメッセージです。
大学受験に失敗したコンプレックスや、キラキラ輝くイケてる大学生に嫉妬する気持ちも痛いほどわかります。自分もかつてすごく痛みを感じていたからです。
だからこそ、ありのままであってほしい。そのままの自分を好きになってほしい。周りを気にせず自分らしく輝いてほしい。
この記事が大学生活に悩む大学1年生のあなたの希望になれば、それだけで僕はうれしいです。
読んで頂いてありがとうございました。
この記事のまとめ
✅ 大学入学までの過去は一旦忘れよう
✅ 何でもいいから好きなことを見つけよう
✅ 長期インターンすればいいってわけじゃないよ!
編集後記
いかがだったでしょうか?
ふーむ。ざっくりこの文章を一言で伝えるならば
アイデンティティーの確立
ということになるのでしょう。
サカナクションの曲に「アイデンティティ」というのがありまして、
♪アイデンティティがない
生まれないららら〜♪
「ららら〜♪」ってw
アイデンティティってやつは、そうは簡単に生まれないのです。
♪隣の人と自分を見比べる
そうそれが真当と
思い込んで生きてきた♪
石井さんが言う
クラスメートの顔色をうかがってた高校時代から卒業しましょう。
ってことですね。
♪どうしてまだ見えない
自分らしさってやつに
朝はくるのか♪
大丈夫。石井さんはこうも言っています。
ただ、苦しくても行動することをやめなかった。結局、これしかないんですよね。ごちゃごちゃ言ってないでまずやってみる。これだけで多くの物事が解決します。
これで朝がきます。
こんなこともあるでしょう。
♪どうして時が経って、時が経って、そう僕は気がついたんだろう♪
石井さんの体験では、
全てやってみた先に待っていたのは、埋まらない心の溝だけでした。
結局、承認欲求の先には何もない。
東南アジア横断が終わり、家のリビングでお母さんと話している時に、残りの大学生活への恐怖に襲われました。サークルもゼミもないし、バイト先にも居場所がない。
これが本当に怖かった。
これだけ行動したのに、まだ何も見えてこない。
すごく精神的に追い込まれた。
その時、最後に自分の中に残されていたのが
海外大学留学でした。
時が経つことが必要なこともあるでしょう。
最後に、
♪取りこぼしていた10代の思い出とかを掘り起こして気づいた
これが純粋な自分らしさと気づいた♪
石井さんの言葉ではこんなアドバイスに行き着きます。
ごちゃごちゃ言わず、少しでも興味あるものをやってみる
石井さんとサカナクションの言っていることを統合すると
人目を気にせず、純粋に自分らしいと思える興味のあるものをやってみる
ということになるでしょうか。
それでも考えてしまう方はこんな本を読んで、悩み尽すのも手かもしれません。
画像をクリックするとAmazonに飛びます。
「いや、こんな本を読まない方がいい。考えちゃだめだ。」そんな方は、、、
?ノールックでいきましょう!!!
最後までお読みいただき、ありがとうございました!!!
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