参加者体験談 文教大学2年 武子 恵 ~このままの大学生活でいいのか?!~
2020年春 第8回参加 文教大学2年 武子 恵さん
こんにちは。GTPブログ担当の工藤(通称:たけ)です。
今回の参加者体験談でご紹介するのは文教大学2年(参加当時。現在は大学3年生)武子恵(たけしめぐみ)さんです。この文章で個人的にグッときたポイントはここです。
サークルという今まで自分の居場所にしていた場所を失う気がして怖かった。でも挑戦してみたい。
挑戦にはいつも葛藤がつきものです。
多くの人はここで、いささか葛藤があります。自分が人生から冒険に招かれているにもかかわらず、日常の変化に対する恐れが強く心の中に生まれてきて、旅立ちたいけど旅立ちたくないという、葛藤が生まれると。
ここをまずなんとかしないと旅立てません、冒険には。
小阪裕司著「冒険の作法」より抜粋
武子さんがどんな葛藤をし、どのように挑戦を決めたのか?そして、その挑戦はどのようなもので、挑戦の先に見えたものとは何なのでしょうか?
それでは、どうぞお読みください。
Q 1 なぜGTPへの参加を決めたのですか?
私は今まで周りのみんなと同じように授業に行ってもただ受けるだけ、好きなサークルに行って、バイトして、飲んでという本当に一般的な(?)大学生活を送っていました。
大学に入ってからアルティメットというスポーツに出会い、夢中になっていました。そこでの仲間との時間が好きすぎたので、引退をするまではアルティメットしかやらない!と思っていました。
でもある時、「このままアルティメットしかしない大学生活でいいのか?」という疑問が生まれ、「もっと広い世界を見てみたい!何かにチャレンジしてみたい!」と思いました。
そこで見つけたのがこのGTPです。
私は教育学部ということもあり「海外×教育実習」という言葉に惹かれました。でも今の自分にこんなこと出来る気がしなかった。そして何より、大会前だったこともあり、サークルという今まで自分の居場所にしていた場所を失う気がして怖かった。でも挑戦してみたい。そんな葛藤をし、ひらしんさんと仲間に相談しながら、今しかない!!と勇気を出して参加を決めました。
参加を決めた後も正直「これでよかったのかな」と思うこともありました。絶対にこの選択が正解だったと思えるようにしなきゃ、自分一人でやってやる、という謎の使命感と何にも出来なかったらどうしようという不安、周りに頑張ってる姿を見せるのが恥ずかしいなという思いから、行く前は周りの人には「ちょっとセブ島行ってくる」と濁し、GTPの詳しい話はあまりしませんでした(笑)
Q2 GTPに実際に参加してどうでしたか?
「人との繋がり」を強く感じた2週間でした。
teacher megu!と呼んでくれて、キラキラとした目で授業を聞いてくれる小学校の子どもたち。
どんな時でも私たちと一緒にいい授業を作ろうと悩んで、考えてもらった語学学校の先生。
悩んでる時にアドバイスをくれたり、たくさんの熱い言葉をくれたり、影でどんな時でも私たちを支えてくれたサポートメンバー。
そして、いい授業を子供たちに届けようと夜遅くまで悩んで、相談して、授業を作ったり、熱く教育について語り合ったりした参加者のみんな。
今あげた人たちは私がGTPに参加していなければ出会ってなかった人たちです。
この仲間とたくさん笑って、喜んで、悔しい思いをして、泣いていろんな感情を共有したことが私にとって最高の時間でした。一緒悩める、認めてくれる仲間がいて、一緒に熱くなれる環境がありました。
それぞれ様々な経験をして、様々な考えを持っている人に会うことで確実に私の世界は広がりました。人との出会いは自分を大きくしてくれるものだと思います。
Q3 GTPを終えて、これからどうして行きたいですか?
私はまだ大学卒業後の進路について迷っています。しかし、「子どもたちのために働きたい。そして、世界中の子どもたちに大きな夢を持ってもらいたい」ということがGTPを通して決まりました。この目標を達成するためには様々な道があると思います。
「人との繋がりは自分で創ることが出来る」あるサポートメンバーの言葉です。
迷っているからこそ、考えているだけではなにも変わらない。自分が行動することで人と出会い、そこでの繋がりが自分を成長させてくれ、何かこれからの自分にヒントを与えてくれるかもしれない。これからも、人との繋がりに感謝しながら、繋がりを作り続けて行きたい!と強く思っています。
新型コロナウイルスの影響で自粛が続いている中、人と繋がるというのは難しい状況ですが、出来る事もあると思います。
SNSを通じて繋がる事、そして本を読む事。
まずSNSを通じて繋がる事。GTPを通しての学びを発信していきたいと思います。特に大学の人たちに広めていきたいと考えています。参加前の私と同じように挑戦したいけど…と悩んでいる人が少なからずいると帰国して分かったので、その人たちの背中を少しでも押せたらいいなと思っています。
次に本を読む事。読書する事で、その筆者の考えに触れることができ、そこに自分にとってのヒントがあるかもしれません。本との出会いは、人との出会いと同じ価値があるような気がします。今までは年間3冊くらいしか読んでこなかった私ですが、GTPをきっかけに本を読んでいきたいと思います。(帰国後1ヶ月で6冊読み終えました!)
このGTPでの経験は最高でした。しかし、これを1番にしたくないです。この経験を超える経験ができるように、私はいつまでも挑戦し続けます。
みなさんも私たちと一緒に、チャレンジの一歩目を踏み出してみませんか?
2020年夏、第9回の開催は検討中となっていますが、みなさんからのお問い合わせは受付けております。インスタ・ツイッターのDMや、下記の「お問い合わせは」ボタンからお待ちしています!