第一回目GTP日記5日目:デモンストレーション授業
本日は1週間目の集大成、デモンストレーション発表会でした。
参加者全員、先生全員の前での発表は本番の授業に匹敵する緊張感でした。
持ち時間は一人8分。この時間のために毎日6時間の授業に加えて、連日12:00AM近くまで、自主的に準備を進める人もたくさんいました。
中には、真剣に授業準備をするあまりに涙を流す生徒もいるほどです。
「本当に生徒のためになる授業ってどんな授業だろう」
「自分の話したいことを押し付けているだけはないか」
あーでもない、こうでもないと、たくさん考え抜いたデモを行ってくれました。
日本語のあいさつや、オセロや縄跳びなどのアクティビティー。
「上を向いて歩こう」の合唱まで。
日本らしさをとり入れながらも、自分らしさが溢れる素晴らしい授業ばかりでした。
デモの最後には、最優秀プレゼンターを決める表彰式がありました。
今回最優秀に輝いたのは小学校教員志望の大学2回生、北澤智祥さんでした。
自作のプーさんのイラストを使った、日本語のあいさつの授業を行った北澤さん。
英語は決して得意なわけではありませんが、生徒の心の掴み方が抜群に上手でした。
まさに海外教育実習で大切な力は英語だけでなく、「人間力」であるということを証明してくれたような授業でした。
先生方からのフィードバックもありましたが、やはり「子どもの目線で授業を考えられている人の評価が高かった」という結果になりました。
最後は、ニルスの先生方といっしょに1週目終了の記念撮影。
来週からが教育実習本番で、毎日小学校に行きます。
最高の授業ができるように週末も準備を続けたいです。